セルフクリーン-スイングディスクスクリーン/-
分類 |
水処理設備 > 沈砂池 [この分類の技術一覧]
汚泥処理設備 > 濃縮・脱水 [この分類の技術一覧]
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名称 |
セルフクリーン-スイングディスクスクリーン |
商品 |
- |
会社名 |
三菱化工機 株式会社[会社概要][技術情報一覧] |
お問い合わせ先 |
水環境営業部
TEL : 044-577-7740 FAX : 044-577-7760 |
概要
処理場内での各種処理に伴い発生する汚水・汚泥・し尿等から連続的にし渣や夾雑物を分離除去する回転ドラムスクリーンとなります。従来のスクリーンは構造上どうしても髪の毛や綿くずなどの繊維状物質による目詰まりを起こし易く、また、固形物濃度の高い最初沈殿池汚泥等の処理には向かないとされてきましたが、これら従来の問題点を解決したものです。
回転ドラムスクリーンは国内の下水処理場及びし尿処理場向けに多数納入しており、近年新たに新型機(セルフクリーン-スイングディスクスクリーン)を開発しました。新型機は従来機に比較して、「自己清掃機能」「ドラムスクリーン回転数制御機構」を新たに追加することで、維持管理性を向上させると共に省エネルギー化を図っております。
特徴
スクレーパが、回転ドラムの空洞部分まで差し込まれているので、回転ドラムの間に付着した夾雑物も完全に除去され、目詰まりが生じません。
回転型ドラムスクリーンは一体物のドラムから製作されているので、高い加工精度が得られ回転ドラムとスクレーパとのクリアランスを少なく、また、正確に夾雑物を搔き取ることができます。回転ドラムは20mm以上の奥行があるので毛髪等の巻きつきがありません。
ドラムスクリーンの回転速度を変化させることにより処理量を加減できます。処理量調整装置を流入水量に応じてセットできるので、夾雑物はスムーズに掻き上げられ排出されます。
汚泥など濃度が高く、夾雑物の多い場合でも回転式スクレーパを用いることにより、夾雑物の除去を効率よく行うことができます。
適用
下水処理場、し尿処理場における濃縮前処理、スカム処理
実績
下水道新技術推進機構殿の建設技術審査証明取得(2022年3月)。横浜市など10箇所(13台)の納入実績あり。
特長
従来型のスイングディスクスクリーン(SDS)ではスクレーパは単一の回転式または固定式を採用していましたが、セルフクリーン-スイングディスクスクリーン(SC-SDS)では、3段回転式スクレーパとすることで、スクレーパ部に自己清掃機能(セルフクリーニング機能)を追加しています。
流入水量検知による回転ドラムの回転数制御機構を新たに追加しました。
セルフクリーン-スイングディスクスクリーン
セルフクリーン-スイングディスクスクリーン
仕様
セルフクリーン-スイングディスクスクリーン
図-1. 設備フロー
セルフクリーン-スイングディスクスクリーンに関するお問い合わせ
問合せ先
水環境営業部
TEL : 044-577-7740 FAX : 044-577-7760