超微細気泡散気装置/スイオーファインバブルエアレータ
分類 |
水処理設備 > 反応タンク [この分類の技術一覧]
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名称 |
超微細気泡散気装置 |
商品 |
スイオーファインバブルエアレータ |
会社名 |
水道機工 株式会社[会社概要][技術情報一覧] |
お問い合わせ先 |
水処理事業本部 営業推進部
TEL : 03-3426-2953 FAX : 03-3426-2977 |
概要
下水処理、農業集落排水処理、し尿処理、工場排水処理等の汚水処理では、好気性生物処理法により有機物を分解除去して汚水を浄化します。この好気性生物処理法における散気に要する電力の割合は、処理場全体の消費電力の30~50%にも及んでいます。散気装置に必要な電力を低減することは、省エネルギー対策として処理場のコストを削減するのに役立つだけでなく、地球温暖化防止対策としても高く評価されます。
スイオーファインバブルエアレータは、微細気泡を発生する高性能散気装置を効率よく反応タンクに配置し、酸素移動効率を飛躍的に高め、散気装置の消費電力を大幅に低減できるシステムです。省エネルギーと処理水質の向上を同時に実現でき、さらに建設費も低減できる、まさに理想的なエアレーションシステムです。
特徴
1)酸素移動効率が高い
スイオーファインバブルエアレータの特殊ポリウレタン膜から発生する微細気泡は直径が1mm程度と小さいことから、気液接触面積が大きく水中をゆっくり上昇するため、非常に高い酸素移動効率が得られます。酸素移動効率は通常の条件で20~40%、条件が整えば最高で60%に達します。また酸素移動動力効率は3~5kgO₂/kWhを達成します。
2)ランニングコストを大幅に低減
酸素移動効率が飛躍的に高まるため、散気に要する電力を大幅に低減します。通常、処理場全体の消費電力のおよそ30~50%を占める散気に要する電気料金が従来型の散気筒に比べ3分の1以下になります。
3)建設費が安く設置が簡単
スイオーファインバブルエアレータは、酸素移動効率が高いためブロワ等の機械設備や電力設備の小型化が図れ、さらに形状が平板状で軽量のため設置が極めて簡単であり、建設費が安くなります。また、反応タンクの床面に直接設置することも可能であり、装置の下に沈澱物が堆積することはありません。
4)目詰まりせず間欠運転が可能
特殊ポリウレタン膜は、送気が停止すると膜が収縮して気孔が閉じるため、目詰まりを防止することができます。また、膜は水圧によりベースプレートに密着するため汚水の浸入を防ぐことができ、間欠運転を行なうことができます。
5)寿命が長い
特殊ポリウレタン膜は目詰まりせず、各種の汚水に対して高い耐久性を持つため、長期間の使用に耐えることができます。また、ベースプレートや固定金具もステンレス鋼で製作されており、高い耐久性を誇ります。
6)豊富な実績が誇る確かな信頼性
スイオーファインバブルエアレータは世界中で採用されており、その面積は実に50,000m²以上にも達しています。現在、欧米を中心に、日本国内でも着実に実績を伸ばしています。
適用
スイオーファインバブルエアレータは、酸素を利用するあらゆる生物処理反応槽に適用することができます。たとえば、標準活性汚泥法、回分式活性汚泥法、接触曝気法、オキシデーションディッチ法等に使用し、高い酸素移動効率により散気に要する消費電力を大幅に低減することができます。また、目詰まりしない特性を生かして、汚泥貯留槽等の散気装置としても使用することができます。
実績
スイオーファインバブルエアレータは世界中で採用されており、その面積は実に50,000m²以上にも達しています。現在、欧米を中心に、日本国内でも着実に実績を伸ばしています。
構造と機能
高性能散気装置「スイオーファインバブルエアレータ」は、ステンレス製ベースプレートの上面に特殊ポリウレタン膜を張った構造となっています。膜には微細な気孔が多数(1.25mmピッチ)空けられており、空気が送られてくると枕状に膨らみ、直径1mm程度の微細気泡を発生します。微細気泡は気液接触面積が大きく、水中をゆっくり上昇するため、非常に高い酸素移動効率が得られます。送気が停止すると、膜が収縮して気孔が閉じ、水圧によりベースプレートに密着して汚水の浸入を防ぎます。
構造と機能
超微細気泡散気装置/スイオーファインバブルエアレータに関するお問い合わせ
問合せ先
水処理事業本部 営業推進部
TEL : 03-3426-2953 FAX : 03-3426-2977
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