汚泥濃縮機/タクマ回転ドラム型濃縮機
分類 |
汚泥処理設備 > 濃縮・脱水 [この分類の技術一覧]
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名称 |
汚泥濃縮機 |
商品 |
タクマ回転ドラム型濃縮機 |
会社名 |
株式会社 タクマ[会社概要][技術情報一覧] |
お問い合わせ先 |
環境本部水処理営業部2課
TEL : 06-6483-2683(直通) FAX : 06-6483-2757 |
概要
近年汚泥性状の変化などにより、従来の濃縮方式では本来の目標性能を達成するのが困難となる例が多くあります。また、地球温暖化防止のために省エネルギー 型の濃縮機が望まれています。回転ドラム型濃縮機は、金属製(SUS製)ウエッジワイヤーのドラム型スクリーンとそれを回転させる電動機、洗浄装置、防臭カバーにより構成される シンプルな構造です。凝集剤により凝集した汚泥がドラム型スクリーンに投入され、内部に設けられた汚泥搬送スパイラルによりドラムの回転に伴い出口側に搬送され固液 分離が行われます。また、ドラム型スクリーンの回転速度は、20min-1以下の低速で、振動や騒音はほとんどありません。
特徴
1.幅広い処理量に対応
小規模から大規模の処理場に対応可能です。
2.臭気・騒音・振動の抑制
密閉構造のため臭気対策は容易です。また低速回転のため低騒音・低振動を実現しています。
3.省エネルギー
低回転数で運転するため、少ない消費電力で運転できます。
4.安定した性能
余剰汚泥を処理対象とした場合、濃縮汚泥濃度4%以上、固形物回収率97%以上を安定して達成します。
5.シンプルな構造
構造がシンプルで消耗品も少なく、運転操作・維持管理が容易です。
また、設備がコンパクトかつ軽量です。
6.大容量処理プロセス
スクリーン目幅の組合せが自由なため、大容量処理のご提案が可能です。
適用
余剰・混合生・消化などの各種汚泥の濃縮に適用します。
実績
東京都下水道局と共同研究を行い、濃縮新技術として了承されました。
日本下水道新技術機構と共同研究を実施し、2013年3月「回転ドラム型汚泥濃縮機技術マニュアル」を発刊しました。
大容量処理プロセス
大容量処理プロセスは、混合生汚泥及び複数の下水処理場から集約される汚泥を対象とし、嫌気性消化工程がない濃縮・脱水処理システムに適用します。
濃縮工程の薬注率を高く設定してフロックを大きくし、スクリーン目幅を広く、 回転数を早くすることで水抜けがよくなり、大容量処理が可能になります。さらに後続する脱水工 程での薬注率を下げて高分子凝集剤の総使用量を削減します。
図1.回転ドラム型濃縮機処理イメージ
図2.ドラム型濃縮機スクリーン内部
汚泥濃縮機/タクマ回転ドラム型濃縮機に関するお問い合わせ
問合せ先
環境本部水処理営業部2課
TEL : 06-6483-2683(直通) FAX : 06-6483-2757
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