高分子凝集剤瞬間連続溶解装置/RCSS装置
分類 |
汚泥処理設備 > 濃縮・脱水 [この分類の技術一覧]
|
名称 |
高分子凝集剤瞬間連続溶解装置 |
商品 |
RCSS装置 |
会社名 |
株式会社 西原環境[会社概要][技術情報一覧] |
お問い合わせ先 |
技術統括部
TEL : 03-3455-4441 FAX : 03-3455-4465 |
概要
RCSS装置は、メッシュ状フィルターとローラーを使用した独自の溶解方法により、高分子凝集剤を瞬時にかつ連続的に溶解、安定供給する装置です。従来の撹拌式溶解方法に比較し設備の立ち上げ時間を大幅に短縮し、さらに溶解直後のフレッシュ状態で溶解液の使用が可能となるため溶解液の劣化や無駄を最小限にとどめることができます。また、従来の溶解タンクや撹拌設備が不要となり設備の省スペース化が可能となります。
特徴
■瞬時に溶解、連続供給
凝集剤を瞬時に溶解できるため、計画的溶解作業が不要になります。
■省スペース
従来の貯留・撹拌式の溶解方法と比較して、約1/3のスペース、運転荷重は約1/10以下です。
■優れた凝集性能
完全溶解でかつフレッシュな溶液を使用することが出来るので、すぐれた凝集性能を発揮し、高分子凝集剤を効率的に使用できます。
適用
下水処理施設における粉体高分子凝集剤を使用する箇所すべて
(汚泥処理施設、凝集沈殿施設、合流改善施設等)
実績
(財)下水道新技術推進機構 建設技術審査証明取得 審査証明第0415号
構造と原理
RCSS装置の構成を図-1に示します。
ホッパ、凝集剤フィーダ、ミキシングタンク、混合液供給ポンプ、アクティブロータリーフィルタから構成されています。
溶解原理を図-2に示します。
アクティブロータリーフィルタは、筒形メッシュ状フィルタとローラーを組み合わせたろ過式溶解装置で、混合液供給ポンプから圧送された混合液をメッシュ内部に送り込み、メッシュ外部に溶解分が通過することで、完全溶解液を得ます。
メッシュ内部に残った未溶解部分は、再度ローラの回転による磨り潰し効果で、瞬時に連続的に溶解されます。
図1.RCSS装置の構成
図2.溶解原理
特長
■ 瞬時に溶解、連続供給
凝集剤を瞬時に溶解できるため、計画的溶解作業が不要になります。
■ 省スペース
従来の貯留・撹拌式の溶解方法と比較して、約1/3のスペース、運転荷重は約1/10以下です。
(図-1)
■ 優れた凝集性能
完全溶解でかつフレッシュな溶液を使用することが出来るので、すぐれた凝集性能を発揮し、高分子凝集剤を効率的に使用できます。
(図-2)
図1.(左)設置スペース(例)供給能力36m3/h 図2.(右)脱水性能
高分子凝集剤瞬間連続溶解装置/RCSS装置に関するお問い合わせ
問合せ先
技術統括部
TEL : 03-3455-4441 FAX : 03-3455-4465