紫外線消毒装置/UVシステム
分類 |
水処理設備 > 消毒 [この分類の技術一覧]
水処理設備 > 再生水利用 [この分類の技術一覧]
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名称 |
紫外線消毒装置 |
商品 |
UVシステム |
会社名 |
株式会社 西原環境[会社概要][技術情報一覧] |
お問い合わせ先 |
技術統括部
TEL : 03-3455-4441 FAX : 03-3455-4465 |
概要
水の衛生学的安全性を保つための消毒は、主に塩素系薬剤を使用してきました。近年、塩素注入によるトリハロメタン等の有機塩素化合物の生成や、残留塩素による水棲生物への影響等が懸念されています。また、下水処理水を再利用して安全に利用するため、塩素に替わる消毒技術も必要です。このような観点から、安全で環境にやさしい消毒を目指し、紫外線消毒装置(UVシステム)を導入しました。
特徴
1)信頼できるシステムです
2006年現在国内77ヵ所、海外3,000ヵ所以上に納入しました。
2)設備がコンパクトです
モジュールに安定器を内蔵し盤の小型化を図りました。
3)取扱が容易です
O-リングとナットによる簡単なシール構造のため、ランプの交換作業が容易になりました。
4)豊富な監視機能
適切な照度とランプの点灯状態の監視や履歴表示により、精密な運転管理が可能です。
5)安全対策
漏光を防ぐライトロック構造や水位検知による消灯システムなど紫外線対策も万全です。
適用
UVシステムは、ランプの種類と型式によって様々な排水に適応でき、水量に応じてランプを増やすことで、小規模から大規模の処理場に対応できます。
UV3000パッケージ型(開水路浸漬型)小規模向け:
低圧ランプを装備したモジュールとステンレス製水路を一体化したパッケージタイプ。
UV3000PLUS(開水路浸漬型)・・小規模、中規模向け:
低圧高出力ランプを用い、薬液併用型自動洗浄システムを標準装備したタイプ。
UV4000(密閉流通型)・・中規模、大規模向け、高濁度に対応:
中圧ランプを装備したモジュールを箱形装置に納めたタイプ。
実績
カナダトロージャン社と技術提携
JS民間開発審査証明報告書取得
日本農業集落排水協会-XIV₉₆型大臣認定書取得
原理と構造
紫外線消毒装置は、ランプから発生する紫外線を水中に放射させ、紫外線によって細菌やウィルスを不活性化させる装置です。
装置は、水流に対しランプを水平に置く水平式平行流型を全システムに採用し、照射時間の安定と優れた水理特性を発揮するシステムです。UV3000及びUV4000シリーズでは、電子安定器をすべてモジュールに内蔵しています。
UV3000PTP
65W低圧ランプを使用しています。UVモジュールとステンレス製水路を一体化したパッケージタイプ。パッケージ水路とモニター盤より構成され、水路下流部に特殊越流堰が組み込まれている。流入マスと流出マスに配管接続するだけで設置が容易です。小規模向け、4,000m³/日以下に適用できます。
UV3000PLUS
250W低圧ランプを使用しています。主な構成部品は、UVモジュール、電源供給と情報伝達を行なう分電盤、システムの制御・監視を行なう制御監装置、水位調整ゲート(特殊越流堰)です。調光システム、薬液併用型自動洗浄システムを採用しています。
4,000m³/日以上の小規模、中規模に適しています。
UV4000
2.8KW中圧ランプを使用しています。主な構成部品は、UVモジュール、電源供給と情報伝達を行なう分電盤、システムの制御・監視を行なう制御監装置、水位調整ゲート(特殊越流堰)です。調光システム、自動洗浄システムを採用し高濁度、大容量の排水に適用できます。
特長
1)信頼できるシステムです
2006年現在国内77ヵ所、海外3,000ヵ所以上に納入しました。
2)設備がコンパクトです
モジュールに安定器を内蔵し盤の小型化を図りました。
3)取扱が容易です
O-リングとナットによる簡単なシール構造のため、ランプの交換作業が容易になりました。
4)豊富な監視機能
適切な照度とランプの点灯状態の監視や履歴表示により、精密な運転管理が可能です。
5)安全対策
漏光を防ぐライトロック構造や水位検知による消灯システムなど紫外線対策も万全です。
https://www.nishihara.co.jp/service.html
図1.3000PLUS 概念図
図2.UVモジュール及びUV4000設置例
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問合せ先
技術統括部
TEL : 03-3455-4441 FAX : 03-3455-4465