ドライ化用起伏堰/ハイブリッド起伏堰
| 分類 |
水処理設備 > 沈砂池 [この分類の技術一覧]
水処理設備 > 雨水対策 [この分類の技術一覧]
水処理設備 > 合流改善 [この分類の技術一覧]
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| 名称 |
ドライ化用起伏堰 |
| 商品 |
ハイブリッド起伏堰 |
| 会社名 |
株式会社 丸島アクアシステム［会社概要］［技術情報一覧］ |
| お問い合わせ先 |
東京支店水処理営業グループ
TEL : 03-3242-1972 FAX : 03-5201-7494 |
概要
合流改善対策の一つとして、沈砂池・ポンプますのドライ化があります。
ドライ化を行う際は、雨水沈砂池前に起伏堰を設け、晴天時は堰を起立させ汚水を雨水沈砂池に流入しないようにし、雨天時には堰を倒伏させ、雨水沈砂池に雨水を流入するように制御しています。
この堰について、引上式（スライドゲート）や鋼製起伏堰、ゴム引布製起伏堰等があります。引上式は機能性に劣り（停電時等の非常時にゲートを確実に引き上げることが困難）、鋼製起伏堰はコスト面で高価となり、既存水路の大幅な改造も時には必要となります。ゴム引布製は中間開度での運用が出来ません。
そこで、鋼製起伏堰とゴム引布製起伏堰の特長を活かし、スチールとラバーを組み合わせた“ハイブリッド起伏堰”を開発しました。
特徴
（１）鋼製起伏堰の強靱さとゴム引布製の操作性等、それぞれの長所を兼ね備えた画期的な起伏堰です。
（２）既設水路に対して大幅な改造なく、設置可能です。
（３）停電時でも無動力、かつ、短時間でゲートを開放可能です。（自重倒伏）
（４）空気で作動するので油漏れ等の心配もなく、環境に優しい製品です。
（５）任意の開度において使用可能で、流量調節が可能です。
（６）扉体と袋体の分離据付によるメンテナンス性の大幅な改善が可能です。
（７）従来技術（鋼製起伏堰）に比べ、シンプルなハイブリッド構造であり、施工性・維持管理性に優れており、イニシャルコスト・ランニングコスト共に経済的な低コスト製品です。
（８）ゴム引布製起伏堰と同じ材質を用いていますので、下水に対する耐久性に問題ありません。
適用
設置場所
・合流式下水道の雨水沈砂池流入口または導水渠。
・雨水滞水池入口または、管路設備。
・その他、起伏堰の更新設備として。
形状適用範囲
高さ／幅比：１／１以下
実績
・平成15年度、水理模型実験により動作確認済み。
・平成17年3月3日、建設技術審査証明を取得（審査証明 第0424号）
ハイブリッド起伏堰の構造概要
・堰の構成：鋼製の扉体・固定金具、ゴム引布製のエアーバッグ・定着ゴム・引留帯、制御装置（空気圧ユニット）、扉体傾斜計、配管、その他機器・計器類）より構成されます（図１参照）。
・起伏操作：空気圧ユニットから扉体後部のエアーバッグに給気し、構成の扉体を起立させます。扉体の高さ（角度）は引留帯にて固定・維持され、扉体傾斜計または開度計にて扉体の角度（高さ）を計測し、常時モニタリングしています。通常時の倒伏は、排気弁を開放し、エアーバックの空気を自然排気することにより行います。
ハイブリッド起伏堰の特長
（１）鋼製起伏堰の強靱さとゴム引布製の操作性等、それぞれの長所を兼ね備えた画期的な起伏堰です。
（２）既設水路に対して大幅な改造なく、設置可能です。
（３）停電時でも無動力、かつ、短時間でゲートを開放可能です。（自重倒伏）
（４）空気で作動するので油漏れ等の心配もなく、環境に優しい製品です。
（５）任意の開度において使用可能で、流量調節が可能です。
（６）扉体と袋体の分離据付によるメンテナンス性の大幅な改善が可能です。
（７）従来技術（鋼製起伏堰）に比べ、シンプルなハイブリッド構造であり、施工性・維持管理性に優れており、イニシャルコスト・ランニングコスト共に経済的な低コスト製品です。
（８）ゴム引布製起伏堰と同じ材質を用いていますので、下水に対する耐久性に問題ありません。
※平成17年3月3日、建設技術審査証明を取得（審査証明 第0424号）
図１．ハイブリッド起伏堰 概略図
図２．ハイブリッド起伏堰
ドライ化用起伏堰/ハイブリッド起伏堰に関するお問い合わせ
問合せ先
東京支店水処理営業グループ
TEL : 03-3242-1972 FAX : 03-5201-7494
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