近赤外光式汚泥濃度計/MEIAQUAS SSD400P
分類 |
電機設備 > 計装 [この分類の技術一覧]
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名称 |
近赤外光式汚泥濃度計 |
商品 |
MEIAQUAS SSD400P |
会社名 |
株式会社 明電舎[会社概要][技術情報一覧] |
お問い合わせ先 |
水インフラシステム事業部 営業部
TEL : 03-6420-7320 FAX : 03-5745-3046 |
概要
本計器はパイプラインに挿入し、汚泥濃度(SS)を測定するものです。光学式のため微細気泡の影響を受けにくい汚泥濃度計です。
当社が長年培った近赤外光・交流発光方式技術に基づく汚泥濃度計を更に高濃度まで測定可能にしました。
特徴
1.特殊演算法の採用により、汚泥色の影響を受けにくくなっています。
2.近赤外光の採用により、溶液色の影響を受けにくくなっています。また、同理由により、緑色藻類が検出面に付着することはありません。
3.流通時の微細気泡の影響をほとんど受けません。
4.バイパス管など余分な配管は必要ありません。
5.検出器の脱着が可能なので、検出面の洗浄が簡単にでき精度管理が容易です。
6.自己診断機能内蔵により、機器の状態が把握できます。
7.校正データの入力法として、ゼロ・スパン入力法、回帰式自動算出法、折線近似法から選択することができます。
8.種々のパラメータの変更ができます。また、日本語表示を採用し、対話方式による入力なので、間違いなく簡単に行えます。
適用
● 測定対象 配管内の汚泥濃度(SS)
● 測定方式 近赤外光散乱光式(レーザ光源)
● 最大目盛 1~10% (0.5%ごとに設定可能)
● 繰り返し性 2%FS以内
● 直線性 2%以内 (但し、0~3%未満は折線近似処理併用時)
● 測定液温度 0~40℃(但し凍結しないこと)
● 周囲環境条件 温度-5~45℃、湿度90%RH以下
実績
レーザ光源による近赤外光散乱光式汚泥濃度計は2003年(SSD-400Pは2008年)から発売をし、多くの下水処理施設で順調に稼働中です。
設置条件
1.取付角度(θ)は0~45°になるようにしてください。但し、0°付近は保守がしにくくなるので、できるだけ避けてください。
2.メンテナンススペースとして図2の空間を確保してください。
3.水平配管以外の取り付けについてはご相談ください。
4.管内流速が0.5m/s以上になる場所に取り付けてください。
5.配管内は満管にしてください。
図1.変換機(上段)・検出器及びパイプ(下段)
図2.メンテナンススペース
近赤外光式汚泥濃度計/MEIAQUAS SSD400Pに関するお問い合わせ
問合せ先
水インフラシステム事業部 営業部
TEL : 03-6420-7320 FAX : 03-5745-3046