一般社団法人日本下水道施設業協会オフィシャルサイト

ホーム

お知らせ

技術資料

会員ページ

お問い合わせ

技術ギャラリー
(製品・技術紹介)

回転加圧脱水機/ロータリプレスフィルタ

分類 汚泥処理設備 > 濃縮・脱水 [この分類の技術一覧]
名称 回転加圧脱水機
商品 ロータリプレスフィルタ
会社名 メタウォーター株式会社[会社概要][技術情報一覧
お問い合わせ先 メタウォーター株式会社 営業本部 全国営業支援部
TEL : 03-6853-7340(直通)  FAX : 03-6853-8714(直通)

概要

ロータリプレスフィルタは、画期的な脱水原理の採用によりその機構をシンプル化することに成功し、維持管理性を大幅に改善した汚泥脱水機です。
数々の優れた特長を備え、省エネ・省スペース化を達成した次世代の汚泥機脱水機です。

特徴

1.脱水性能が他機種に比べて良好
 脱水ケーキ水分は遠心脱水機、ベルトプレス脱水機より低含水が可能です。
2.シンプルな構造
 始動、停止に特別な工程を必要とせず、構成部品も少ないため運転・維持管理が容易です。
3.軽量でコンパクトな形状
 脱水機本体スクリーン径が最大φ1200mmであり、既存の脱水機より軽量かつコンパクトです。
4.洗浄水量が微量
 金属製フィルタで目詰まりがなく、洗浄水量が微量ですみます。
5.密閉構造
 完全密閉構造で臭気漏れがなく、臭気対策が容易です。
6.安価な動力費
 本体の回転数は0.2~1.3回転/分と遅く、振動・騒音も無く、所要動力はわずかです。

メタウォーター株式会社ホームページへ
http://www.metawater.co.jp/

適用

低速で回転する2枚の金属製円盤フィルタで構成されるろ室に、凝集剤により凝集された汚泥を圧入し、この圧入圧力と本体の回転力さらに出口の絞り込みによる背圧により圧搾・脱水を行う汚泥脱水機です。フィルタ径により、φ1200型、φ600型、φ300型の3タイプがあり、さらにφ1200型には1駆動でろ室数を複数にした、1~4チャンネル(ch)仕様までの機種があります。
適用汚泥:下水混合生汚泥、OD余剰汚泥、下水消化汚泥、浄化槽汚泥

原理と構造

1.金属製円盤フィルタ2枚で構成されるろ室が0.2~1.3回転/分のゆっくりした速度で回転します。
2.ろ過ゾーンにおいて、高分子凝集剤で調質された汚泥がろ室内に最大100kPa(約1kg/cm²)の圧力で連続供給され、初期ろ過が行われます。
3.凝集汚泥は円盤フィルタの回転力及び圧入圧力により出口方向に搬送されながら、脱水されていきます。
4.初期ろ過が進行して、フィルタ面にケーキ層が徐々に形成され、そのろ滓でのろ過・脱水により固形物の捕捉が向上しろ液がさらに清澄になります。
5.ろ過ゾーンから圧搾ゾーンに移行するろ過工程で、汚泥は流動性を失い、円盤フィルタの回転力により排出口方向へ押し出されます。
6.排出口においては、空気バネで支持される背圧弁により、ろ室内の背圧が最大600kpa(約6kg/cm²)の一定圧力(可変)で保持され、その背圧により汚泥が圧搾脱水されます。
7.さらに圧搾脱水ゾーンでは、フィルタ面の水分の低下した汚泥は回転速度に見合って排出口へ移動されるが、ろ室中央部分の比較的水分の多い汚泥は、フィルタ面の汚泥との間にスリップが生じるため、その速度差で発生するせん断力により脱水が促進されます。
8.一連の脱水工程を経た脱水ケーキは、背圧弁を押し退けて機外へ排出されます。
図1.ロータリプレスフィルタ構造図

図1.ロータリプレスフィルタ構造図

図2.4-1200/6000A型

図2.4-1200/6000A型

回転加圧脱水機/ロータリプレスフィルタに関するお問い合わせ

問合せ先
メタウォーター株式会社 営業本部 全国営業支援部
TEL : 03-6853-7340(直通)  FAX : 03-6853-8714(直通)

Page Top