横型遠心濃縮機/RC
分類 |
汚泥処理設備 > 濃縮・脱水 [この分類の技術一覧]
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名称 |
横型遠心濃縮機 |
商品 |
RC |
会社名 |
株式会社広島メタル&マシナリー[会社概要][技術情報一覧] |
お問い合わせ先 |
化工機事業部 環境装置営業部
TEL : 03‐3226‐6511(直通) FAX : 03-3226-9778 |
概要
固形物懸濁液の濃縮操作は、下水道やその他の汚泥処理において欠くことのできないプロセスの一つです。特に重力沈降による濃縮法は設置面積が大きいにも関わらず、電力消費が極めて少ないため、従来から最も多く利用されてきました。
しかしながら、近年、汚泥量の増大および有機物含有率の増加等性状の変化により、この重力による濃縮法では十分な分離と濃縮汚泥濃度が得られず、プラント全体に悪影響を及ぼしているのが現状です。また、最近の高濃度消化や脱水機の効率アップなどに要求される汚泥濃度4~6%に対しては到底、重力濃縮法では対応できません。
このことに対して、当社はエネルギー消費において従来の遠心濃縮法に代わる、全く新しい超省エネルギー型「コトブキ横型遠心濃縮機」の開発に成功し、世に送り出すことができました。
特徴
1.低い消費電力 : 0.2~0.4kWh/m³
(従来機:0.8~1.5kWh/m³)
2.高い分離性能 : 無薬注で回収率90%以上
3.安定した濃縮汚泥 : 4~6%(下水道余剰・混合生汚泥)
4.完全自動連続運転 : 濃縮汚泥濃度は自動制御
5.大容量処理 : 5~200m³/hの豊富な機種
6.完全密閉構造 : 臭気を完全にシャットアウト
7.低速回転・低遠心力: 800~1200Gにて連続運転
8.低振動・低騒音 : 騒音は80dB以下
9.長寿命スクリューと: 超硬合金またはセラミックタイルにより優れた耐摩耗性
容易なメンテナンス
適用
下水処理過程において発生する混合生汚泥・余剰汚泥の濃縮に適用可能です。
(1)汚泥種類 : 標準活性汚泥法からの余剰汚泥
(2)汚泥濃度 : 0.6~0.8%
(3)薬 注 : 無薬注
(4)濃縮汚泥濃度: 4%以上
(5)SS回収率 : 90%以上
実績
昭和60年 :日本機械工業会「60年度優秀省エネルギー機器」授賞
平成 4年4月:日本下水道事業団 認定取得審査 合格
平成11年3月:東京都設備機器指定製作者審査 合格(機械-14 処理量制限無し)
原理と構造
1.分離と排出
供給口より導かれた汚泥はボウル端へ放出され、加速されて、遠心力を受けて比重差による沈降分離が始まります。分離した濃縮液はスクリューコンベアにより、分離液は流れによって同一方向へ運ばれます。そして、排出側ボウル端にて各々スクリューコンベアの軸心部に集められ、外部へ排出されます。このように、ボウルの全長を有効に利用するため難濃縮性の汚泥に対しても充分な滞留時間が得られ、また、従来型遠心濃縮機の様な投入部の撹乱を受けることなく分離が完了するため、低速回転で高い分離効率が得られます。
2.消費電力が低い
コトブキ横型遠心濃縮機は排出口を軸心に位置させることによって、排出される液体
の持つ運動エネルギーを排出前に回収・低下させ、放出エネルギーを極限まで低くす
ることができました。
特長
1.低い消費電力 : 0.2~0.4kWh/m³
(従来機:0.8~1.5kWh/m³)
2.高い分離性能 : 無薬注で回収率90%以上
3.安定した濃縮汚泥 : 4~6%(下水道余剰・混合生汚泥)
4.完全自動連続運転 : 濃縮汚泥濃度は自動制御
5.大容量処理 : 5~200m³/hの豊富な機種
6.完全密閉構造 : 臭気を完全にシャットアウト
7.低速回転・低遠心力 : 800~1200Gにて連続運転
8.低振動・低騒音 : 騒音は80dB以下
9.長寿命スクリューと : 超硬合金またはセラミックタイルにより優れた耐摩耗
容易なメンテナンス
図1.コトブキ横型遠心濃縮機RC型断面構造図
横型遠心濃縮機/RCに関するお問い合わせ
問合せ先
化工機事業部 環境装置営業部
TEL : 03‐3226‐6511(直通) FAX : 03-3226-9778